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アメリカ西海岸、カリフォルニア州の北に位置するワシントン州。アメリカの首都であるワシントン特別区(ワシントンDC)と同じ名前だけど、こちらは州であり、場所も異なる。
この州最大の都市が、霧の街、シアトルだ。イチローが活躍したシアトル・マリナーズの本拠地でもあることから、日本での知名度も高い。
この街はそして、あのスターバックスが始まった街でもある。今ではマクドナルドに並ぶ世界有数のチェーンとなったスターバックスは、1971年にこの街でコーヒー焙煎会社として始まった。

その第一号店が、シアトルのパイク・プレイス・マーケットで今も営業している。1907年に創設されたこのマーケットは現存する全米のマーケットのなかで最古。新鮮な魚介類や肉、果物などの生鮮食品のほか、観光地としてギフトやアクセサリーなども販売されている賑やかな市場だ。
その向かいにあるのが、スターバックス1号店。確かに平日でも混んではいるものの、普通に入店できる気軽さだ。正確には実際の1号店はここではなく数ブロック北の2000 Western Avenueにあったそうだが、創業5年後に現在の場所に移転したのだそうだ。
この1号店だけのマグカップやノベルティが並ぶ棚を通り過ぎて、ショーケースのなかにあるサンドウイッチとカフェラテをオーダー。 窓際のカウンターに陣取ると、どこかで見た景色が見えた。そう、1993年の映画「Sleepless in Seattle」(邦題:めぐり逢えたら)である。トム・ハンクスとメグ・ライアンが主演の映画だが、スターバックス1号店のカウンターから見える風景は、その映画に出てくるシーンそのままだったのである。

撮影スタッフやトム・ハンクス、メグ・ライアンらもこのスターバックスのコーヒーを飲んだのかな? そんなことを、やや沈鬱な曇り空のシアトルで思ったのであった。
映画「めぐり逢えたら」(Amazon)
Starbucks
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