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地方に出かけたときに、その土地ならではの郷土料理を食べるのは旅の醍醐味のひとつ。でも、その地方の人たちが気に入って通っている店の料理もある意味郷土料理と言えるんじゃないだろうか。愛媛県屈指の観光名所、道後温泉にもそんな素敵な店があった。
夏目漱石の小説「坊ちゃん」にも登場する道後温泉は、日本三古湯のひとつに数えられる由緒正しい温泉。皇族専用が来られたときに入られるために造られた又新殿には、昭和天皇も入浴された歴史がある。

又新殿のある道後温泉本館から徒歩3、4分ほど歩いた場所にあるカフェ・バーが「Mayudama」(まゆだま)。お土産屋さんが立ち並ぶ道後温泉のアーケードからもほど近い場所にある、アジアンテイストのお店だ。
人気のグリーンカレーは、オーナーのマユさんがタイを訪れた際に「タイ料理は日本人の口に合う」と感じ、現地のカレーペーストを使って提供するようになったもの。ユニークなのは、タイ料理とは別に、日本ならでは、そして松山ならではの「家庭の味」を感じる料理も多いことだ。
四国では「天ぷら」と呼ばれる薩摩揚げや、オーナーの得意料理で人気が高いチキン南蛮、多くの具材が揃ったおでんなども人気。さらに、手造りのケーキなどデザートも。
まるで自宅にいるかのように寛げる雰囲気の店内では、老若男女関係なく、多くの地元の方がゆったりした時間を楽しんでいる。
道後温泉の郷土料理と言えば鯛めしなどの海産物料理だが、言ってみればMayudamaの料理は地元の方が普段着で楽しむ郷土密着料理。道後温泉の湯上がりに、ぜひ一度寄って見てください。地元の方と出会い、話す場としても素敵なお店だ。
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