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東京湾ラウンドトリップ。


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東京から最も身近なツーリングスポットといえば、伊豆と房総半島。なかでも、アクアラインを使えば都心から2時間もかからずアクセスできる房総半島は、もっとも身近な観光スポットだ。でも、ただ往復するだけじゃもったいない! 東京湾をぐるり1周して、関東とは思えない非日常感を味わおう!

 東京から川崎を経て、アクアラインに乗ればもうすぐに木更津。最も人気のスポットはアウトレットだが、せっかく来たのならその南に足を伸ばしてみよう。意外な東京観光スポットが、そのすぐ南にある。富津岬だ。千葉県のマスコットキャラクターであるチーバくんのお腹のあたりにある砂洲の岬で、先端には「え?」と思うくらい巨大な展望台「明治百年記念展望塔」がある。

富津岬

1971年に建設されたこの展望台は五葉松を象ったものだそうだが、最上部まで上がると東京湾を一望でき、よく晴れた日には富士山もくっきりと見える。「関東の富士見百景」にも選ばれている絶景だ。

 そこから内陸部へと戻り、国道127号線を南下し始めたら、いよいよ本格的な房総の旅の始まりだ。右側に日射しを浴びて輝く東京湾を望みながらのシーサイド・ランとなる。

 しばらく走ると右側に現れる、「漁師料理かなや」は房総半島なられはの新鮮な海産物が食べられるスポット。新鮮なあじのタタキや海鮮丼、蛤の網焼き、各種刺身などをリーズナブルな値段で楽しむことができる。

 嬉しいのは、同じ建物に絶景が楽しめる日帰り温泉「海辺の湯」が併設されていること。上階にあるため、露天風呂からは東京湾が一望でき、本当に気持ちがいい。間近に海鳥が飛び交う青空の下での入浴は、東京からこんなに近いのに……と思ってしまうくらい、素晴らしいものだ。

金谷にて

 日帰り旅行であれば、このあたりか、あるいはもう少し南の鋸山まで足を伸ばして引き返すのが一般的だが、お勧めしたいのは、この先の浜金谷から東京湾フェリーに乗ること。浜金谷と、神奈川県の久里浜を結ぶ所要時間40分の船旅が楽しめる。東京を起点とする場合、このフェリーを使用すれば同じ道を戻ることなく、東京湾をグルっと1周できるわけだ。望めば、久里浜に上陸した後に横須賀や横浜の観光も楽しめる。

 筆者がこのルートで出かけたときは、所要時間6時間ほどで温泉、海鮮料理、船旅と充実した内容の旅が楽しめた。

 房総半島の海沿いの道は、週末はだいぶ個雑するので出来るなら平日にお休みをとって出かけて欲しい。


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