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グーグル・マップで表示された場所に行ったのだが、どうにも目指す宿が見つからない。外観の写真はウエブで見ていたので覚えているのだが、それらしき建物がまったく見つからないのだ。仕方なく、電話すると「迎えに行きますね!」とスタッフが飛んできてくれた。
このLa Unionは、福島県福島市の繁華街に2021年3月にオープンしたばかりのゲストハウスだ。昭和感のあるレトロな雰囲気のビジネスビルの2階。スタッフに案内されて階段を上がって中に入ると、白い壁と白木のカウンターが爽やかなオープンキッチンのカフェだった。ちょうど、僕が荷物をもって入った瞬間に二人連れのお客様がこのカフェに来店。「ここに、自転車で世界1周した面白い人がいるって聞いてきたんです」と。

予約する前にちらっとはみていたので僕も知っていたのだが、こちらのオーナーの伊藤さんは、自転車で71カ国を旅してきた方なのだそうだ。帰国後、「今度は自分が旅人を迎える場所を作りたいと思って」このゲストハウスをオープンしたのだそうだ。事前に見たウエブサイトには伊藤さんの顔写真はなかったのだが、じつは僕を迎えに飛んできてくれたのがオーナーの伊藤篤史さん本人だったのだ。まったくいかつくない(笑)、物腰の柔らかい人で、まさか自転車で世界1周するようなタフな人には見えなかった(失礼)。
伊藤さんに案内されて、宿のある3階に上がると、とても清潔でセンスのよいインテリアになっていた。ビルそのものの造りはまさに「昭和!」という感じのコンクリート壁に鉄枠のドアなのだが、きれいに塗装されているのでとてもイマっぽい。もともと、この地域の商工会議所として使われていたビジネスビルだったそうだが、そこを伊藤さんが1年以上かけてセルフリノベーションしたのだそうだ。
緑がいい感じの3F ドミトリー 洗面所 シャワールーム 個室
僕が泊まったのは、8ベッドあるドミトリー。部屋の鍵は電子キーになっているほか、ベッドサイドのランプはタッチ式で、、なおかつスマートフォンをワイヤレス充電可能なものになっているなど、随所に最新のハイテクも活用されているのが新鮮。ドミトリー以外に、個室も用意されていて、最大16人泊まれるとのこと。
きれいで、脱衣所も広めなシャワールームでシャワーを浴びたあと、チェックイン時にいただいたコイン ー ラ・ウニオンのオリジナルコイン ー をもって2階のカフェに。このコインは、このカフェで500円以下のドリンクの代金として使えるほか、近隣の店舗での各種サービスに使えるとのこと。このコインが使える店舗のリストとサービス内容がリストアップされた地図も渡してくれた。せっかくなので、カフェでビールを飲んだあと、おすすめの店を聞いて市内へ。おすすめされたバーも楽しい場所で、想像以上に楽しい福島の夜が楽しめた。
伊藤さんとはあんまり話できなかったので、改めてまたゆっくり連泊で行きたい! 福島にはよく行っているのだけど、福島市内に泊まったことはほとんどなく、いい経験ができた。自転車が好きな人、旅が好きな人、どんな人にもおすすめできる、センスのよいゲストハウスです。
明るいカウンター 翌日は浄土平へ 福島市内 コインも使える近くのバー エントランス 落ち着けるドミトリーのベッド 伊藤さん 入り口 おしゃれなインテリア
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