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世界遺産の街の小さな宿


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ロビーからの眺め

世界遺産に登録されて10年が経過した、島根県・石見銀山。この世界遺産の構成要素の1つとして伝統的建造物群保存地区に指定されているのが、銀の積み出しを行った温泉津温泉だ。ここに。地元を愛する人が始めた古民家体験宿がある。

 日本において、鳥取県に次いで2番目に人口が少ないことで知られる島根県。人口が少ないことを自ら取り上げた「自虐カレンダー」(知らない人は探してみて)が人気になるほど静かな土地だ。

 しかし、その島根県のなかでも多くの観光客が訪れ、賑わっているエリアがある。それが2007年に世界遺産に指定された石見銀山だ。戦国時代後期から江戸時代にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山で、「21世紀が必要としている環境への配慮」が当時すでにこの地で行われていたことが評価され、世界遺産に指定された。

 その石見銀山から西に20㎞ほど離れた場所にある温泉津温泉も、世界遺産の構成要素の1つ。温泉の外れにある沖泊という港が銀の積み出し港であったためだ。今でも質のいい温泉によって人気の高い温泉津温泉の街並みは「石見銀山遺跡とその文化的景観」として登録されており、「温泉津町温泉津伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区としても選定されている。江戸時代の面影を残す日本家屋が建ち並ぶ美しい街並みだが、しかし、現在は使用されておらず、扉が閉められたままの店舗・商店も少なくない。

 「せっかくの歴史的建造物なのに、このまま朽ちていくのはもったいない」と、その歴史ある建物の1つの内部を改装、古民家宿泊体験が出来る宿としたのが「湯るり」だ。オーナーは東京で暮らしていたそうだが、この宿を開くためにご主人ともども温泉津に戻ってきた方だ。

 もともと親戚が整体院として借りていた建物の内部を、やはり親戚のデザイナーがリノベーション。古民家のアイデンティティを残したまま美しく居心地のいい空間に変身させている。

 民泊体験の価格は5000円と、ゲストハウスとしては高めの設定だけれども、中に一度入ってみればその価格も納得。その値段でこんな部屋を専有していいの? というくらいゴージャスなのだ。

 宿泊できる部屋は2階に3室あり、部屋ごとにインテリアが異なり、先着順で好きな部屋を選ぶことができる。なお、宿にオーナーは常駐していないため、異性同士が同宿にならない配慮もしているとのことなので、女性も安心。設備は一般的なゲストハウスと同じくキッチン、シャワー、トイレなどだが、すぐ近くに温泉津温泉の元湯があるのでそこで質に優れた温泉を楽しむことができる。

 歩いて行ける距離にあるカフェバー「路庵」では、地元の食材にこだわった創作料理が楽しめるので、ここに行くのがおすすめ! だ。ここもやはり古民家を改装したカフェで、非常に居心地がいい。

温泉津温泉・湯るり


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